鉢ではなくても、小さなワイヤーかごに麻布を敷いて、簡易的な鉢にして植えたりするのもおしゃれ。アイデアと工夫次第で寄せ植えの表情が変わります。
鉢の選び方でおしゃれ度が格段にアップする場合もあるので、ぜひこだわっていただきたいポイントです。
多肉植物の管理・注意するポイント
寄せ植えを作った直後は1週間ほど直射日光を避けた明るい場所で管理します。状態が安定してきたら、雨の当たらない日当たりのよい場所に移動します。多肉植物にとって日光はとても大事です。
水やりをするのは、寄せ植えを作ってから4~7日後。直後に水やりをしてしまうと、根が安定せずに弱ってしまう可能性があります。
多肉植物の水やりは、生育期に土が乾いたらたっぷりと与えるのが基本。寄せ植えで土が見えない場合は、葉がしわしわになった頃を目安にしましょう。くれぐれも水のやりすぎには注意が必要です。
密集したレイアウトで寄せ植えを作った場合、蒸れやすくなっているので風通しの良いところで管理します。
時間が経過して、多肉植物が予想に反してグングン伸びてきたら日照不足の可能性も。寄せ植えをどこに置くかをもう一度確認しましょう。伸びすぎた茎や傷んだ葉はカットして、仕立て直しを行います。
まとめにかえて
ひとつだけでもおしゃれな多肉植物は、寄せ植えにすることでおしゃれ度がアップします。一般的な草花の管理よりも、メンテナンスが少ないのも大きなメリットです。
育てることに慣れてきたら、葉挿しや挿し木をして増やすことも可能。多肉植物の魅力を、ぜひ感じてみていただければと思います。
大城 望