人生に必要な三大資金
みなさんは「人生の三大資金」という言葉を聞かれたことがあるでしょうか。
「教育」「住宅」「老後」の3つの資金を指します。これらは、普段の家計のやりくりとは別に、計画的に積み立てていく必要がある項目であると言えます。
この3つのお金のうち、特にしっかりと計画を立てる必要のある資金が「老後資金」です。
なぜなら、「教育」と「住宅」資金については、先述した負債額のデータにもあったように、ローンを組んで融資をしてもらうことが可能です。「教育」についても同様となります。
しかし「老後資金」はどうでしょうか。親族や自治体の保障に頼ることはできても、自らの力で老後に新たに資金を調達することは、簡単なことではないと想像できるかと思います。
老後の備えは「今から」スタートを!
いきなり「老後に備える」と言われても、30代や40代の方でもなかなか想像することがむずかしいかもしれません。
だからと言って、たとえば30代の今から「老後のために貯金をしよう」と思っても、低金利時代と呼ばれるいまは、預貯金で漠然とお金を持ち続けていても、受け取る金利はほんのわずか。お金を「増やす」ことには繋がりにくいといえるでしょう。「備え」の一つとして、資産運用の検討を視野に入れることをお勧めします。
資産運用は、運用期間が長いほどリスクが軽減しリターンが安定すると言われています。時間を味方につけて、複利のメリットを最大限に利用するためにも、早めのスタートがオススメです。
マネー雑誌やオンラインセミナーなど、ご自身が活用しやすいカタチで情報収集の時短を目指しましょう。スタートは早く、お金を育てるのはじっくり、コツコツとやっていきましょう。