どんな土を使う?

土は水はけや水もちがよいものを選びます。柑橘類専用の土も販売されているので、土にこだわりたい方や初心者の方は専用の土を使うと手軽で安心です。

植えつけは?

接ぎ木をして1年めの苗を1年生苗といい、背も低く値段が安いのが特徴です。1年生苗を購入した場合、植えつけは春を待ってからおこなうほうがよいでしょう。1年生以外の苗木も春が適期です。

どうしても冬に植えつけたいという場合は、2年生以上の苗で、関東以南の暖かい気候であれば可能です。

苗木よりひと回り大きい鉢と土が準備できたら、冬の休眠期に植えつける場合は根を少し広げてあげて植えつけましょう。無理に広げる必要はありません。

成長期である春に植えつけをする場合は、根を崩さないように植えます。

接ぎ木部分は土に埋めないようにします。植え付け後はたっぷり水をあげましょう。土がどろどろになるくらいあげてくださいね。

管理は?

品種にもよりますが、ゆずは寒いところが苦手です。柑橘類の中では耐寒性が強いほうですが、暖かく日当たりがよいところを好みます。冬は寒風が吹きつけないところで育てるようにします。

寒い時期に外で育てるなら、株の周りにわらを敷いてあげたり、バークチップ(松などの樹皮を砕いたもので軽く硬い)などでマルチングをして、寒さ対策をしてあげるとよいでしょう。

場合によっては室内に入れてあげても問題ありません。そのときは日当たりがよいところに置くようにします。

ゆずは長く鋭いトゲがあります。室内で育てるときは十分に注意しましょう。トゲはハサミで切っても大丈夫です。トゲなしゆずの品種もあるので、気になる方はこちらを購入してもよいでしょう。

ゆずの肥料は?

花がつき始めたら、肥料をあげるようにします。柑橘類専用の肥料が販売されているので、記載の使用方法に従い、肥料を施します。