株式投資を始めるなら、投資対象となる銘柄の決算内容の分析とその影響はしっかりと理解しておきたいですね。決算内容が良ければ翌日株価が爆騰したり、悪ければ暴落したりする状況を目の当たりにしたことのある投資家も多いことでしょう。

今回は、個人投資家のための金融経済メディアLongine(ロンジン)が提供する決算分析記事コンテンツ【決算速報】を無料で読む方法をご紹介いたします。

有料のLongine【決算速報】をリアルタイムで無料で読めるのは楽天証券だけ

Longineの決算速報は決算発表がされた後、翌営業日の取引開始時間までに分析記事を公開します。Longineは月額1,080円で読み放題の有料投資情報メディアです(1記事購読料は216円)。

ただし、楽天証券の会員様はLongineの一部コンテンツを無料で読むことができます。もちろん、楽天証券での口座開設および維持費は無料です。株式投資に興味があり、いち早く自分が興味を持っている銘柄や保有している銘柄の決算内容を知りたい方は必見です。

また、現在Longineの【決算速報】はLongine以外では楽天証券でしか読むことができません。

Longine決算速報のニュース価値

Longineは、国内外の大手証券会社や機関投資家として長年にわたり株式投資や調査経験のあるメンバーが参画する個人投資家のための金融経済メディアです。

では、Longineが提供する決算速報の価値とはいったい何なのでしょうか。

一言でいえば、これまでプロ投資家であるヘッジファンドや年金・投資信託を運用する投資家しか入手できなかった決算内容の分析レポートを、個人投資家も同じタイミングで入手できるようになったという点です。

決算発表は通常は午後3時に発表されます。その決算内容を多くの投資家が分析し、翌営業日の売買の判断材料にします。

決算内容を分析できない個人投資家は寄り前の板を見ながら、「昨日の決算内容は良かった」とか「業績見通しは思ったほど強気の数字を発表しなかった」というような評価をしているのではないかと思います。

プロ投資家の場合は、証券会社のアナリストに電話をしたり、迅速に執筆・配信された分析レポートを入手して、決算発表を終えた企業の決算内容分析を行います。

Longineが楽天証券に配信する【決算速報】は、日本の個人投資家もプロ投資家と同じような質の投資情報を同じタイミングで入手してほしいという思いで開発されたものです。

実際に楽天証券のウェブサイトで【決算速報】を確認しよう

楽天証券に口座を開設することで、Longineが提供する【決算速報】を無料で読むことができるようになります。もちろん、楽天証券での口座開設や口座維持手数料はかかりません。

【決算速報】は以下のようにサイトトップに見えるタブをたどるとアクセスすることができます。

国内株式>国内株式トップ>決算速報

下の画像が実際の楽天証券での画面です。Longineアナリストが執筆する決算分析記事が新しい順に上から表示され、ページをたどっていくと過去の決算分析も読むことができます。

そのため、今回の記事では決算内容を分析した結果はポジティブだと言っているが、前回の決算ではネガティブだったというようなことも確認できます。投資判断をする際には、決算ごとに会社がどのように変化しているかなどを確認し、投資判断の材料にしていただければと思います。

Longineの【決算速報】の使い方

では、実際にLongineの【決算速報】の内容を見ながら、使い方を確認していきましょう。

下の画像は「無印良品」を展開する小売り企業である良品計画(7453)の決算発表後に、Longine小売りアナリストによって書かれた決算分析記事です。

2017年2月期の第3四半期の決算が2017年1月5日に発表されましたが、Longineでは当日の23時46分に下のような分析レポートが公開されています。

Longineアナリストによる決算発表後の第一印象は「2桁増益が続くが、営業利益は日経観測記事を下回った。株価にネガティブな印象」となってます。

実際、翌日1月6日の良品計画の株価は寄り付きから前日終値比▲3.9%下落となるなど、株価は「ネガティブ」に反応しました。

自分の保有している銘柄、また気になっている銘柄の決算発表を受けて、事前にネガティブな反応をするということが分かっていれば、その銘柄を売却するのか、また一時的にネガティブだと判断することができるのならば買い準備もできます。

【決算速報】の構成

【決算速報】は、大きく3つのパートから構成されています。

  • 決算発表後の第一印象
  • コメント
  • 今後の注目点

決算発表後の第一印象では、アナリストが決算発表を分析した結果、翌営業日の株価がどのような反応をするのかを判断します。通常であれば、ポジティブ(強気)、ニュートラル(中立)、ネガティブ(悲観)の3つで判断します。

コメントでは、アナリストが決算内容を分析して読み解いた内容を記述します。実際の決算発表内容のデータを解説することもありますし、会社の業績見通しの確かさ、また業績修正内容の実現性などについても言及します。

今後の注目点では、アナリストがその銘柄の株価を今後分析する上で必要となるポイントについて簡単にコメントします。

このように、個人投資家が投資家としてプロ投資家にも競り負けないような情報を提供するのがLongineの【決算速報】です。

おかげさまで、楽天証券に口座を開設された会員の方々には好評をいただいています。2017年1月現在、Longineの決算速報が読めるのはLongineと楽天証券だけです(2016年12月末をもちましてマネックス証券様への決算速報の配信は停止させていただきました)。

楽天証券でどのような新聞のニュース・投資情報サイト・投資情報誌が読めるのか

では、個人投資家が初級者から中・上級者となるためには、どのような投資情報が必要でしょうか。

投資家にとって必須の情報源といえば、日本経済新聞や会社四季報といったメディアだと思います。確かにそれらのニュースは投資に役立ちます。

そこで、楽天証券に口座を開設すると「日経テレコン」や「四季報速報」を無料で活用することができます。

「日経テレコン(楽天証券版)」では以下のことができます。

  • 日経速報ニュースの閲覧
  • 日経(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJ、日経地方経済面、日経プラスワンの閲覧(3日分)
  • 過去1年分の新聞記事検索(日経各紙および速報ニュース)

また、「四季報速報」は「東洋経済新報社が独自に選定した主要300社を中心に、年間2000本以上の『担当記者コメントと独自の業績予想』を配信するサービス」です。分厚い会社四季報を購入しなくても、四季報予想を見ることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。個人投資家としてデビューする際に準備しておきたい情報源についてご理解いただけたでしょうか。また、楽天証券で口座を開設するとLongineだけではなく、日経新聞や四季報を読むことができるなんてお得ですね。ぜひ挑戦してみてください。

 

LIMO編集部