お金に「働いてもらう」のも手段のひとつ
ここまでの話をふまえ、老後にお金が足りなくなれば、「そのときにまた働けばよい」、と考える方も少なからずいらっしゃるかもしれません。
冒頭でもお伝えしたように、人生100年時代に突入し、高齢者の働く環境は整いつつあることは事実です。しかし健康寿命と言われる、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間は、男性は72.14歳。女性は74.79歳。
いざ、お金が足らなくなったときに「自らが働く」ことは、難しい可能性が高いと言えるかもしれません。
そこで、皆さんに検討をおすすめたいこと、それは「資産運用」です。お金を眠らせておく(貯金)のではなく、「お金に働いてもらう(運用)」発想です。
資産運用のポイントは「長期・分散・積立投資」と言われています。
手元にある大きな資産を一度につぎ込むのではなく、コツコツと時間をかけて積立投資をしていくことが大切です。
できるだけ早いスタートをきることが、成功の秘訣と言えるかもしれませんね。