中古戸建は築古物件が年々増加

マイホーム取得する際、物件価格が安く、面積が広いというのは魅力的な条件です。ただ、中古戸建の場合、同じような条件の新築よりも当然ながら物件価格は安いですが、物件を選ぶ際には築年数がどのくらいかが重要なポイントになってきます。

2020年度の結果をみると、住宅の平均築後年数は20.2年。2010年度の平均築後年数は14.7年だったので、この10年で5年あまり長くなっていることが分かります。

また、築年数21年以上の中古住宅の割合が、2010年:23.8%、2015年:37.7%、2020年:47.1%と年々増加しているのも目を引きます(図表1参照)。

図表1:中古住宅の築後年数の推移

出所:2020年度フラット35利用者調査(独立行政法人 住宅金融支援機構)

戸建購入者の世帯年収、頭金、返済月額

次に、戸建て種類別に購入者の世帯年収や頭金、月々の返済額の平均をみていきます。

購入者の世帯年収

  • 土地付き注文住宅購入者:634.9万円(平均年齢37.6歳)
  • 建売住宅購入者:557.3万円(同39.3歳)
  • 中古住宅購入者:494.9万円(同42.5歳)