【一戸建て購入者のお金事情】注文住宅・建売・中古で価格や返済月額はどう違う?

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一口に一戸建てといっても、注文住宅、建売住宅、あるいは中古の住宅など、複数の選択肢があります。憧れのマイホームとなるとアレコレ夢がふくらむでしょうが、現実的には家計との相談で決断することになります。

住宅金融支援機構の「2020年度 フラット35利用者調査」では、フラット35(買取型または保証型)利用者の属性や住宅の概要などを、2021年3月31日現在のデータに基づき集計。

そこから、土地付注文住宅(2万3892件)、建売住宅(1万9691件)、中古戸建(8341件)購入者の世帯収入や所要資金、返済月額などを見てみましょう。

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戸建ての種類で所要資金は2000万円近く違う

まず、戸建て種類別の全国平均の所要資金額と住宅面積、敷地面を見てみましょう。なお、所要資金とは、土地付注文住宅の場合は土地取得費と建設費の合計額、建売住宅と中古戸建では購入価格を指します。

所要資金

  • 土地付き注文住宅:4397.3万円
  • 建売住宅:3495.2万円
  • 中古戸建:2480.2万円

新築の戸建てであっても、土地付き注文住宅と建売住宅では所要資金に約900万円の差があり、土地付き注文住宅と中古戸建だと1900万円もの開きがあります。では、物件の広さはどのくらい違うのでしょうか。

住宅面積

  • 土地付き注文住宅:111.1㎡(敷地面積195.2㎡)
  • 建売住宅:101.1㎡(敷地面積130.0㎡)
  • 中古戸建:113.2㎡(敷地面積165.3㎡)

住宅面積の平均では中古戸建が最も広く、敷地面積※では土地付注文住宅が最も広くなっていますが、それほど大きな差はありません。全国平均であるため都市部では参考にしづらいですが、土地付き注文住宅の敷地面積は195.2㎡で、建売や中古戸建よりかなり広いことが分かります。

※敷地面積については外れ値があるため中央値を使用。

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執筆者
  • 中野 令子
  • ファイナンシャルプランナー/コラムニスト

1級ファイナンシャル・プランニング技能士。大手証券会社で約17年勤務。個人と法人向けに金融商品の販売に従事。現在は家業を手伝うかたわら、資産運用や保険のコンサルを行う。毎日の生活の中にあるお金をテーマに「くらしとお金の経済メディア LIMO」に執筆するほか、「女性の老後のためのメディア ミュゲ」の監修者として活動中。難しくて敬遠しがちな金融のしくみについて、わかりやすく説明。プライベートでは2児の母として、奮闘する毎日。