秋は、じゃがいもの栽培を始めるのにぴったりの季節です。じゃがいもは育てやすい丈夫な植物なので、園芸初心者にもおすすめ。1つのタネイモから沢山のじゃがいもが収穫できるので、コスパ面でも優秀な作物です。

この秋からじゃがいもを育ててみたいけど畑もないし、深いプランターを置く場所も…と悩む人もいるかもしれません。

しかし、心配はいりません!畑もプランターも無くても、じゃがいも栽培は可能です。

種となるタネイモと、容量15リットル以上の市販の野菜用培養土あれば他に何も要りません。今回は畑もプランターもいらない、市販の培養土を袋ごと活用したじゃがいもの袋栽培について解説します。

秋にじゃがいもを袋栽培するメリット

じゃがいもは冷涼な気候を好む作物。初心者のじゃがいも栽培デビューにも秋植えは最適です。じゃがいもを袋栽培するメリットを紹介します。

畑やプランターがいらない

じゃがいもの袋栽培に畑やプランターは不要。ホームセンター等で買ってきた野菜用培養土を、袋ごとそのまま使うだけなので、とてもカンタンです。

事前の準備が少ないだけでも、挑戦するまでのハードルがかなり下がります。園芸初心者でも気軽に挑戦できるのが嬉しいポイントです。

片付けが楽

じゃがいもを収穫して栽培を終えたら、袋だけゴミとして処分できるのも袋栽培のメリットです。

使用済みのプランターのように保管場所を確保しなくて良いので片付けも楽。そのまま袋から出してしまえば、収穫もラクラクです。

秋ジャガイモ特有の難点もクリアしやすい

秋栽培のじゃがいもは、温度変化への対応が大切になります。気温が高い時期は直射日光が当たらない場所に移動し、
寒くなってきたら霜よけができて、日がよくあたる場所で育てれば大丈夫です。

場所を動かせない畑や大きさのあるプランターに比べ、袋栽培は気候気温に合わせて移動できるのがメリットです。