要介護・要支援認定者は約670万人

それでは、要介護(要支援)認定者数がどれだけ増えたかも見ていきます。

要介護(要支援)認定者数

  • 2010年度:506万人
  • 2011年度:531万人
  • 2012年度:561万人
  • 2013年度:584万人
  • 2014年度:606万人
  • 2015年度:620万人
  • 2016年度:632万人
  • 2017年度:641万人
  • 2018年度:658万人
  • 2019年度:669万人

毎年10~30万人程度のペースで増えていることがわかります。2010年度には500万人程度だった認定者数も、直近では700万人に近い人数となりました。

介護費用は今後も増える

今回は、介護保険の給付費や被保険者数、要介護・要支援認定者数の推移をチェックしてきました。

高齢化の進展に伴い、要介護高齢者の増加、介護期間の長期化など、介護ニーズはますます増大していきます。介護保険を利用する人は今後もさらに増えていくでしょう。

参考資料

齊藤 慧