教育費の準備は「小さい頃から、コツコツと」
大学進学にかかるお金はかなりまとまった金額になることは確かです。とはいえ、必要となる時期はほぼ決まっていますので、お子さんが小さいころから、コツコツと教育資金の準備をしていくことがオススメです。
児童手当に手をつけず専用の口座に貯めていくだけでも、相当の金額になるでしょう。また、つみたてNISAや学資保険などを利用する方法もあります。各家庭に合うスタイルで貯めていけるとよいですね。
学資保険の給付金の受け取りは、進学直前の1~2月といった時期に設定されている場合がままあります。推薦入学や総合選抜などでちょっと早めの合格通知を受けた際、諸費用の納入に間に合わず慌てることになる可能性も。
「いくら必要か」だけではなく、大学への支払いがいつ頃になるかも把握しておきたいところです。
蛇足ですが・・・・・・
長引くコロナ禍。筆者が知る大学生は「ずっとオンライン授業であれば、一人暮らしする必要はなかったかも・・・・・・」と悩ましい表情を見せていました。その苦悩を知る彼の弟は「できるだけ対面授業が多い大学・学科を選びたい」と。
親の学生時代とはまた違った視点を持った大学選びが必要になる時代が来ているのかもしれませんね。