60~70代、みんなの貯蓄はいくら?老後も働き続けるか

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お金を増やす手段は2つ

これまでの貯蓄や老後の収支を見て、老後資金に不安を感じられる方もいるでしょう。お金を増やす手段は、大きく分けて2つ。自分で働いて収入を得ることと、お金に働いてもらって収入を得ることです。

はじめにご紹介した調査では、60代の方に1 日あたりの労働時間を聞いたところ「8 時間:42.0%」が最も多く、平均は6.8時間。1週間あたりの労働日数は「5 日:54.5%」が最も多く、平均は4.5日でした。

一方で、「65歳以降の適切な働き方」を全回答者に聞いたところ、「労働時間は平均5.4時間/日、労働日数は平均3.9日/週、賃金は平均16.8万円/月」が平均となっています。65歳を超えると、週5で8時間働くのは体力的にも厳しいと考える方が多いようですね。

今では副業も増えていますし、老後も働くことは可能でしょう。しかし体力や健康面で考えると、必ずしも働き続けられるとは断言できません。考えていたよりもセーブして働いたり、働けなくなったりする可能性もあります。

もう一つの方法として、資産運用で「お金に働いてもらう」方法があります。こちらは働いて収入を得ることに比べればリスクもありますが、60代でも70代でも可能ですし、体力に自信がなくてもできます。

年金で足りない部分を、個人年金保険やiDeco(個人型確定拠出年金)で用意する。また貯金とともに、余裕ができたらつみたてNISAでコツコツ長期投資をはじめてみるという方法もあります。

もちろん資産運用にそれなりの知識や経験は必要です。リスクに不安を感じられる方も多いですが、できれば早いうちから少額でもはじめてみて、経験を積み重ねていくといいでしょう。難しい印象のある投資ですが、今は無料動画やオンラインセミナーなどで分かりやすく学ぶこともできます。

誰しも老後に不安はありますが、自分ができることを考えていきましょう。

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参考資料

宮野 茉莉子

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執筆者
宮野 茉莉子

東京女子大学哲学科卒。大学卒業後、野村證券に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、個人顧客向けに資産運用のアドバイスや金融商品の提案を行う。2011年に独立し、ライターおよびコラムニストとして活動。主な執筆分野は育児、教育、暮らしのお金、ライフハック、女性の社会問題、哲学など。現在はLIMO編集部にて、金融、経済、産業をテーマに執筆中。子どもから大人まで「自分の頭で考える」哲学の面白みも伝えるべく活動中。禅好きの3児の母。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。証券外務員一種保有。