共働きか、片働きか。国民年金・厚生年金はいくら変わる？

共働き、片働きで受給できる年金額は？

それでは、共働き、片働きで夫婦で毎月いくら年金を受給できるのか、今の年金額から計算してみましょう。

16万4770円+10万3159円=26万7929円

16万4770円+5万3699円=21万8469円

5万8866円＋10万3159円＝16万2025円

5万8866円＋5万3699円＝11万2565円

※上記の計算は今の年金額のため、現役世代が年金を受給する頃とは変わる可能性があります。

一般的な「夫婦ともに会社員」の共働き世帯と、「夫が会社員で妻が専業主婦」の片働き世帯を比べると、毎月約5万円の差があります。これはひと月の金額のため、1年なら約60万円、10年なら約600万円、20年なら約1200万円の差が出ます。

なお、妻が自営業やフリーランス、扶養内パートの場合も約21万円に。夫婦ともに自営業なら約11万円です。働き方によって年金額の差があるとわかりましたね。

上記の年金額はあくまで現段階なので、今の30～40代が受給するころにはこれより減っている可能性もあります。一つの目安として参考にしましょう。