年収600万円台世帯の「貯蓄・負債」
総務省の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)」(第8-2表)より、二人以上・勤労世帯の年収600万円台の貯蓄・負債と純貯蓄を確認していきましょう。
【年収600万~650万円】二人以上・勤労世帯の貯蓄
平均貯蓄額:1209万円
平均負債額:930万円 うち「住宅・土地のための負債」・・・874万円
純貯蓄額:1209万円-930万円=279万円
世帯主の平均年齢:48.3歳
持家率:83.0%
【年収650~700万円】二人以上・勤労世帯の貯蓄
平均貯蓄額:1229万円
平均負債額:920万円 うち「住宅・土地のための負債」・・・861万円
純貯蓄額:1229万円-920万円=309万円
世帯主の平均年齢:48.3歳
持家率:78.4%
平均貯蓄額については、ともに1200万円超となっていますが、負債額についてもともに900万円超という結果となりました。
また、負債のほとんどが、住宅ローンなどの「住宅・土地のための負債」となっていることがわかります。
世帯主の平均年齢をふまえると、世帯状況によっては住居費だけでなく教育費などでも支出が多くなり、なかなか思うように貯蓄まで手が回らない状況があるのかもしれませんね。