厚生労働省は2021年8月27日、新型コロナウイルス感染症患者のうち、自宅で療養している人が11万8035人となったことを公表しました。埼玉県は療養者・療養終了者数の精査を行っているためこの数値には含まれておらず、実態はさらに多いことが予想されます。

そこで今回はこの調査内容を詳しく見たうえで、コロナで生活に苦しむ方を支援する制度についても紹介していきます。

自宅療養者11万8035人 東京は2万人超に

厚生労働省によると、自宅療養者数は合計で11万8035人に上りました。特に自宅療養者数が多いのは下記の都府県です。

  • 東京都・・・2万5045人
  • 神奈川県・・・1万5203人
  • 大阪府・・・1万4732人

東京は唯一2万人を超えました。上位3つで約半分を占める恰好となっています。

このほか、入院が必要と判断されながらも、受け入れ先を調整中なのは全国で2802人に上ります。

それでは、コロナ禍で苦しむ人のために、政府はどのような支援を設けているのでしょうか。