日本マクドナルドHDが2021年12月期決算の上方修正を発表しました。2期続けて最高益更新が見込まれる同社ですが、更に数字は上振れすることに。
10年前に比べ店舗数は370店減りながらの最高益の継続は、モバイルオーダーサービスやUber Eatsなどテクノロジーの積極活用なしには語れません。今後の同社の業績の行方に加え投入される新サービスも注目されます。
2021年12月期の予想決算の上方修正を発表した日本マクドナルドHD
デルタ株によるコロナ感染拡大が国内でも続き、多くの外食チェーン店は苦戦を余儀なくされています。その中で日本マクドナルドHD(2702:以下、マクドナルド)は2021年12月期の予想決算の上方修正を発表しました。
2021年12月期
- 売上高:3120億円(修正前2995億円)
- 営業利益:340億円(同320億円)
- 当期純利益:210億円(同204億円)
修正前から対前年同期比で増収増益が見込まれていましたが、上期の堅調な業績を背景に売上及び利益のいずれも上方修正が行われました。
また修正前の時点で2期続けて過去最高益更新が予想されており、更新幅が上振れすることにもなりました。