熱戦が繰り広げられた東京オリンピックですが、各国の選手団が滞在していた選手村は色々な意味で話題になりました。
たとえば、
- 部屋が狭い
- ベッドが段ボール
- トイレが1つしかない
- 天井が低い
などなど、挙げればキリがありません。
海外のコンドミニアムなどでは各部屋にバスルームがある場合が多いので、それに比べると日本の住宅は確かに狭く感じるかもしれません。
そんな話題の選手村ですが、パラリンピックが終われば一般に分譲されることになります。場所は東京都中央区晴海の埋立地にあり、大手のデペロッパーが共同開発をしている「晴海フラッグ」というプロジェクトです。
住宅は合計4145戸の分譲が予定されており、すでに第1期分の940戸が販売済みとなっています。第1期は申し込みが殺到していたので、第2期も抽選になるのは必至でしょう。
人気の理由は、
- 中央区というプライム立地であること
- 周辺の分譲単価と比べるとだいぶ割安になっていること
この2点が挙げられます。
しかし、
- 埋立地である
- 最寄駅から徒歩約20分と遠い
- 団地のような雰囲気でデザインがイマイチ
というようなデメリットもあります。
そこで今回は、分譲マンションのデベロッパーの経験もある、私ウラケンが、不動産投資家の目線で「晴海フラッグは本当に買いなのか?」について徹底検証していきたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。
晴海フラッグとは?
晴海フラッグは、東京都および民間企業のジョイントベンチャーが開発するプロジェクトです。
東京都中央区晴海五丁目に位置し、東京ドーム3.7個分の広大な敷地に計画されています。開発には三井不動産、三菱地所、野村不動産など、大手デベロッパー10社が名を連ねています。
晴海フラッグは大きく3つの街区に分けられ、4145戸の分譲住宅と商業施設の複合開発です。3方向で海に面しており、レインボーブリッジ、芝浦、お台場が見える眺望の良さが売りになっています。
上述のように既に販売済みなのは940戸で、パラリンピック終了後、2021年11月からの販売再開が予定されています。
そして驚くべきなのは、その分譲単価の安さです。