中華料理を食べたあとに、爽やかな甘味で口の中を癒やしてくれる杏仁豆腐。暑い夏に、冷蔵庫で冷やした杏仁豆腐を単品でいただくというのもオツなものがありますよね。とはいえ、各コンビニ、スーパーも自社ブランドでの杏仁豆腐を多く展開していますから、どれを食べたらいいか迷ってしまう人も多いのでは。
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セブンイレブン『とろけるくちどけ杏仁豆腐』(左)と、ローソンの『生杏仁』(右)。仁義なき杏仁豆腐バトルが開幕ッ!
そんな皆さんの悩みに答えるべく、各小売店が展開する「PB(プライベートブランド)商品」を比較していく誰得企画。前回のマリトッツォ比較に引き続き、今回は国内2万1208店舗(2021年7月末時点)を擁するセブンイレブンの『とろけるくちどけ杏仁豆腐』と、全国1万4476店舗(2021年2月末時点)を展開する国内コンビニチェーン大手・ローソンの『生杏仁』を比べていきます。
この記事を読み終わるころには、自分に最適な杏仁豆腐がどちらなのかか、分かると思います。最後には、筆者の独断と偏見で白黒つけていきますよ。それでは、まずはお互いの基本スペックから見ていきましょう!
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『とろけるくちどけ杏仁豆腐』を標榜するこちら。口どけ感はいかに?
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「生」って、とても魔力のある言葉ですよね…『生杏仁』
価格(いずれも税抜)
・セブンイレブン
140円
・ローソン
181円
価格については、セブンイレブン杏仁が41円安いことが分かりました。同じようなスイーツの値段で、41円という差がつくのはなかなか大きいように感じます。小さな駄菓子ぐらいであれば買えてしまう価格差といえましょう。
カロリー
・セブンイレブン
129kcal
・ローソン
178kcal
カロリーで見ても、セブンイレブン杏仁が49kcal低いことが分かりました。ちなみに49kcalは、一般的なマヨネーズで小さじ2杯分程度となります。
それでは口どけや原材料についても見ていきましょう。
味、口どけ
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フタを開けたところ。セブンイレブン『とろけるくちどけ杏仁豆腐』(左)と、ローソン『生杏仁』(右)
それではいよいよ、味わいの違いを見ていきましょう。まずは、ローソン『生杏仁』から…。
「生」という言葉には、「生ビール」「生キャラメル」「生春巻き」…と、なんだか普通よりも美味しそうな謎のシズル感がありますよね。今回の『生杏仁』、セブンイレブン版と比べるとよく分かるのですが、形状を維持できないほどにトロットロ~~なんです。
パッケージにも「商品の特性上、傾けるとこぼれる恐れがありますので、取り扱いにはご注意ください」と注意書きがあるほど。
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斜めにすると…不安になるレベルでトロ~っとなります
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食べてみますとね、「これぞ口どけ!」と大きな声を出してしまいたくなる食感。しっとりふわふわで、口の中に入れると一瞬で舌の上からこぼれ落ちてしまいます。杏仁の風味や甘みもなかなかでガツンと来るタイプといえましょう。
続いてのセブン『とろけるくちどけ杏仁豆腐』。こちらは、ローソン版と比べると固めタイプ。強引に例えるならば、「プリン」と「ゼリー」の柔らかさを足して2で割ったくらいと申しますか…(?)。口の中に入れても、大切に扱えば形状を保ち続けるレベル。もちろん舌で強引に攻めていけばすぐにいなくなる強度ではあります。
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斜めにしても形が大きく崩れることはない
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味は牛乳みの強いテイストで、ローソンの杏仁み、クリーミーさの強さと比較するとさっぱり爽やかという雰囲気でしょうか。
原材料
食感や味の違いには、当然のことながら原材料が大きく影響しています。セブンイレブン版の原材料、割合が高いものから見ていくと、「牛乳」、「砂糖」、「杏仁加工品」…と続きます。牛乳の風味が強いさっぱり味にも納得できますね。
一方のローソン版は、割合が高いものから見ていくと、「乳等を主要原料とする食品」(筆者注:複合原材料といいます)が最も多く、続いて「クリーム」「砂糖」「牛乳」…という順番。「乳等を主要原料とする食品」の中身が気になりますが、クリームを多くすることでクリーミーさを出したことが分かりました。カロリーがやや高いのもこのあたりが影響していると思われます。
まとめ
ここからは、筆者の独断と偏見で、どちらの商品がどんな人に向いているのかをまとめていきます。
セブンイレブン『とろけるくちどけ杏仁豆腐』
・お値段、カロリーの低さから手軽に杏仁を楽しみたい人
・牛乳のさっぱりした風味を楽しみたい人
ローソン『生杏仁』
・濃厚な口どけを楽しみたい人
・杏仁豆腐なんだし杏仁の風味が強いほうがいいという人
筆者はどっちを選ぶ?
お値段、カロリーの面から「お手軽に杏仁豆腐を楽しむ」という目線で見ると、セブンイレブン版が一枚上手と見ることもできますね。油っこい食事のあとに楽しむのにいいと思います。一方で、濃厚さ、杏仁みの強さ、なにより口どけ感…。高級なレストランでお皿に入って出てきたら、まさかコンビニスイーツとは思わないかもしれません。完全にノックアウトされてしまいました…。
ということで筆者、今回はローソン『生杏仁』に軍配を上げたいと思います。
最近のセブンイレブン
「近くて便利」を標榜する、国内最大手のコンビニエンスストアチェーン・セブンイレブン。セブン&アイ・ホールディングスが公開した「2021年2月期 第1四半期」の決算説明によれば、国内コンビニエンスストア事業の営業利益は前年比81億円増の603億円。海外事業でも前年比11億円増の177億円となりました。
参考資料
増田 雄三
