そして、生活費決済用銀行のデビットカードを用意すれば、普段の生活で困ることはまずないでしょう。こうしておけば、現金のみの店でも、ネット通販でもおおむねカバーすることができます。なお、外出時は電子マネーが使えない場合に備え、ある程度の現金を持っておくのを忘れずに。
カレンダーに出費を書き込む
これも可視化の一つなのですが、人間は過去のことはすぐに忘れてしまうので、カレンダーにその日の出費を書き込むのも効果的です。「先週は外食に使いすぎた」とか「月初にライブのチケット買ったんだった」など、大きな出費を忘れずに済みます。
こうした記録をたびたび見返すことで「今月はもう節約モードに切り替えよう」とか、「今月は順調だから来月に5,000円繰り越そう」と、次のアクションにつながります。貯金や節約を常に意識することができるので、自宅の目に入りやすいところにカレンダーを置いて、そこに書き込むのがオススメです。
自動送金・自動振替サービスを設定する
銀行のサービスには、自動送金や自動振替といったサービスがあります。これは、ある銀行口座からあらかじめ指定した振込先に自動で一定の金額を決まった日に移動させてくれるサービスです。
具体的には「毎月27日にA銀行の普通預金口座からB銀行の普通預金口座に2万円を送金する」や「毎月27日にA銀行の普通預金口座から同じA銀行の貯蓄用口座に2万円を振り替える」というサービスです。これを設定しておくだけで、先取り貯金ができるようになります。使う前に貯めるというのは貯金の鉄則です。