では次に、「貯金ができない」と感じている人に試してみてほしいことを見ていきます。
クレジットカードからデビットカード利用に切り替える
クレジットカードでつい使いすぎてしまい、翌月の引き落としで貯金に回すお金がなくなったり赤字になったり…。そういう経験があるのなら、普段の買い物や飲食の支払いをクレジットカードからデビットカードに切り替えてみるのも一つの手です。
デビットカードは支払い代金が即時に銀行口座から引き落とされます。そのため、お金の管理がしやすく、銀行口座にある残額の範囲内での利用となるので、それ以上に使いすぎることはありません。
ただ、デビットカードは一部の通販や料金支払いの引き落としカードとして使えないところもあるので、すべての決済をデビットカードに切り替えることは難しいかもしれません。それでも、クレジットカードで使う費目を絞り、できる限りデビットカードで支払いをすると浪費を防ぐことができるでしょう。
財布に入れた金額で1カ月やりくりする
無意識のうちについ使いすぎてしまうという人は、お金が減っているのを目の当たりにすることが一つの対処法になります。方法としては、1カ月の交際費や食費などの予算を決め、その金額を財布に入れるか電子マネーにチャージしてしまい、自由に使えるお金を徹底的に可視化するのです。
たとえば、1カ月に使える金額を決めたら、その1/3を財布に、1/3を電子マネーにチャージし、残りの1/3を生活費決済用の銀行口座に入れておくというのもいいでしょう。