個性が光るニュージランド産アイスクリーム

日本では、すでにほかのニュージーランド・アイスクリームも楽しまれています。

たとえば、カピティ・アイスクリーム。フレーバーは、数が豊富でどれもユニークです。ほかのメーカーでは見られないような斬新な味を追求しているのが特徴といえます。

昨年の「アイスクリーム・アワーズ」のオープン・クリエイティブ部門で金賞を受賞したのは、カピティ・キープ・コルマ・アンド・カレー・オンというフレーバー。カレー味のアイスクリームとは、まさにクリエイティブ部門での受賞にふさわしいといえるでしょう。

また、モトゥエカ・クリーマリーのアイスクリームも個性的です。本物のミルクとクリームの両方を使ってアイスクリームが作られています。

そこに、たとえばアプリコット、パッションフルーツ、べリーなどのフルーツフレーバーであれば、そのフルーツの小さな果肉が入っているのです。とても贅沢な組み合わせで、「プレミアム」アイスクリームにふさわしい味わいが魅力です。

ニュージーランド国内のアイスクリームメーカーの数は相当なものです。NZICMAの会員であるメーカーの数だけでも24に上り、会員以外のメーカーもまだまだあります。皆で切磋琢磨すれば、ますますおいしいアイスクリームができることでしょう。

世界でも指折りといわれる、 国民1人当たりのアイスクリーム消費量23リットルという記録は、今後も上昇する傾向にありそうです。

参考資料

ニュージーランド・アイスクリーム・マニュファクチャラーズ・アソシエーション ウェブサイト

クローディアー 真理