いよいよ閉幕間近の東京オリンピック。8月24日からはパラリンピックが始まりますが、国を背負っての戦いでもあり、中継の中では世界各国の国旗を見る機会が多々あると思います。ただ、その国旗のデザインの意味や歴史は、日本では意外に知られていなかったりします。

 この記事では、世界の40カ国あまりの国旗にある「まちがい」をさがしながら、それぞれの国の成り立ちや国旗にまつわる歴史がわかる書籍『国旗のまちがいさがし』(苅安望[監修])から、選りすぐった問題を出題します。みなさんは上の国旗の「まちがい」、どこかわかりますか? ちなみに、この問題の難易度はBです(S・A・B・C・Dの5段階)。

アメリカの注目選手

 正解の前に、今回の記事で取り上げた国「アメリカ」の選手団の中でも注目の選手を、少しご紹介しておきましょう。

ケイレブ・ドレセル(競泳男子・100m自由形/バタフライなど)
 2016年リオ五輪金メダリスト。今回の東京オリンピックで、個人では100mバタフライで世界記録を更新、チームでは400mメドレーリレーの世界記録を更新し、計5冠を達成。

ケビン・デュラント(バスケットボール男子)
 2012年ロンドン五輪・2016年リオ五輪金メダリスト。NBAブルックリン・ネッツのフォワードで、ロンドン五輪で156得点、リオ五輪で155得点でいずれもチーム得点王。

アリソン・フェリックス(陸上女子・400m)
 2008年北京五輪・2012年ロンドン五輪・2016年リオ五輪金メダリスト。今回の東京オリンピックで、女子オリンピック史上最多の計10個のメダルを獲得。2018年に女児を出産し子育て中。