「長く働けば年金はどのくらい増えるの?」と疑問に思ったことはありませんか。令和8年度は年金額が引き上げられ、モデルケースごとの受給額も公表されています。
4月15日は年度最後の年金支給日(2月分・3月分)を迎える時期でもあり、老後資金について考える方も多いでしょう。今回は厚生労働省の調査をもとに、女性の厚生年金加入期間や平均収入が将来の受給額にどのように影響するのかを解説します。
1. 女性の厚生年金、33年加入・平均年収「約420万円」の場合、将来の年金額はいくらになる?
働き方が多様化する今、キャリアを継続してきた女性が「将来、自分はどのくらいの年金を受け取れるのか」を知ることは、ライフプランニングの第一歩です。
厚生労働省の「多様なライフコースに応じた年金額(概算)」から、会社員として長く貢献してきた女性のケースを見てみましょう。
1.1 ケース①:女性・厚生年金期間中心(20年以上)
年金月額(見通し)
- 令和7年度:13万2117円
- 令和8年度:13万4640円(前年度比 +2523円)
経歴の前提条件
- 平均厚生年金期間:33.4年
- 平均収入:35.6万円(※賞与含む月額換算。年収換算で約427万円)
令和8年度の内訳
- 基礎年金:7万1881円
- 厚生年金:6万2759円
正社員等として約33年間着実にキャリアを積み、平均年収約427万円で推移した場合、令和8年度の受給額は月額13万4640円となる見込みです。
物価スライドによる増額はあるものの、住居費や生活費を考えると、この金額をベースに不足分をどう準備するかが鍵となります。

