第5位グループ:移転者が200人までのエリア
まずは移転者が200人までのエリアです。30位が埼玉県新座市、29位がさいたま市岩槻区、28位が千葉市中央区となっていますが、これらのエリアの共通項としては、都心へのアクセスの良さが挙げられます。
この顔ぶれを見る限りでは、いくら都心から離れるといっても「1時間以内で都内まで通勤できること」が移転先のポイントとなりそうです。
第4位グループ:移転者が300人までのエリア
次は移転者が300人までのエリアです。こちらは数が多いので代表的なところのみ紹介します。
代表的なエリアとしては、17位の埼玉県川口市、18位の横浜市神奈川区、19位の千葉県柏市などが挙げられます。このエリアの共通項もやはり、「都心の勤務先へのアクセスの良さ」が挙げられそうです。
さらに、20位には東京都清瀬市、それ以降は川崎市多摩区や川崎市麻生区など、小田急沿線のエリアがランクインしています。
また、21位には栃木県宇都宮市、22位に長野県軽井沢町がランクインしています。この2つの地域は都心からはグッと遠くなりますが、新幹線を利用すれば1時間ほどで東京にアクセスできて、自然が豊かな地域という共通項があります。
第3位グループ:移転者が400人までのエリア
次は移転者が400人までのエリア。10位は横浜市港北区です。このエリアは一戸建てからマンションまで住宅地が広がり、住みやすい街として昔から人気のエリアです。
11位から13位は、東京都の府中市、立川市、町田市で、このうち府中市、立川市は中央線利用での都心へのアクセスが抜群です。また、特に町田市は、昔から東京のベッドタウンとして名前が知られている印象です。
14位から16位は、千葉県八千代市、神奈川県茅ヶ崎市、東京都武蔵野市となっています。八千代市は東西線直通の東葉高速鉄道が通るようになり、東京のベッドタウンとしてゆったり発展してきたイメージです。
武蔵野市はお隣の三鷹市にまたがる井の頭公園・井の頭自然文化園などがあって緑も多く、大人も若者も住みやすい人気エリアというイメージですね。そして、茅ヶ崎市はなんといっても湘南の海のイメージです。