スノーピークは2005年度から15期連続の増収を継続中
キャンプブームを背景に業績の伸びが注目されるスノーピークですが、2005年度から15期連続での増収を達成中です。2014年12月の東証マザーズ市場に上場時の売上高は45億円(2013年12月期)でした。2020年12月期は売上高168億円であり、IPO後に4倍近い増収となり大幅な成長を果たしています。また2020年4月に創業家3代目の山井梨沙氏が32歳で社長に就任しその経営手腕が注目されていましたが、キャンプブームを追い風にスタートダッシュに成功しています。
キャンプブームが続いておりスノーピークは今期も堅調な業績が予想されます。Q1の好調な滑り出しに加え、キャンプシーズン入りしたQ2の直営店の活況を受け、最終的にどのような決算で着地するのか、スノーピークの業績の行方が注目されます。
参考資料
- 2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
- 2021年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
- 株式会社スノーピーク「2021年6月度の月次開示に関するお知らせ」
- 株式会社スノーピーク「2021年12月期 第1四半期決算説明資料」
- 東洋経済オンライン「スノーピーク、『32歳3代目新社長』でどう変わる」
- 有価証券届出書
石井 僚一