また、少し前の調査になりますが、ユニ・チャーム株式会社が2015年12月9日〜2016年1月13日に実施したアンケートでは、育児をしているときの息抜きやご褒美として「ケーキなど好きなスイーツ、子供や家庭の時間、1人の時間」が多く、次いで「たまの外食、女子会(ママ会)、ショッピング」などが挙がっています。

3児を育てる筆者も同じ感覚で、周囲のママたちと話していても小さなご褒美にちょっとした食べ物や1人の時間を選ぶことが多いように思います。そのせいか、「小さなご褒美に3,000円も必要ないかも…」という実感も。ただし小さなご褒美に関しては、子どもが小さい時ほど必要性を高く感じます。

育児は毎日のことですし、特に子どもから目が離せず、お世話に手間も時間もかかる乳幼児期ほど自分の時間はとれません。ワンオペ育児だと、自分の時間がゼロで当たり前という人もいるでしょう。自分の時間が取れても1日30分~1時間ということは、乳幼児育児中の方には多いと思います。

しかし、日々体力と精神力を使いながら自分の時間なしでは、行き詰まってしまいます。そんなとき、小さなご褒美を毎日こまめに取り入れることが、ストレス解消やリラックスにつながるでしょう。

意識的に取り入れなければ息抜きの実感は取れないので、家庭の状況に合わせて1週間で3,000円、1ヶ月で3,000円などと決めて、小さなご褒美を取り入れてみてはどうでしょうか。