今年も半年が過ぎ、下半期に入りました。独身時代はボーナスなどでちょっと値の張るものを自分へのご褒美にしていても、結婚・出産後は周りのことばかりに目がいき、自分のことは後回しにしてしまいがちですよね。

特に子どもが乳幼児期だったり、ワンオペ育児だったりすると、物理的に息抜きできる時間も少なく、自分へのケアも怠りがちに。「自分へのご褒美はぜいたく」と思い込み、ためらってしまう人もいるでしょう。

一方で、ライフステージが変化しても自分をいたわることを忘れず、日常に上手くご褒美を取り入れている女性もいます。では、30~40代女性の自分へのご褒美の金額はどれくらいなのでしょうか。調査結果を見ながら、1年の折り返し地点のこの時期に、自分へのご褒美について考えてみましょう。

30~40代女性にとって「小さなご褒美」の金額は?

マーケティングリサーチやコンサルティング事業を行う株式会社バルクが、30代~40代の女性1,443人に調査を行ったところ、「小さなご褒美にかけてもよい金額」の平均は4,367円。

ライフステージ別では、最も高いのがDINKS(共働き、子どもなし)の7,410円で、おひとりさまは3,701円、保育園ママが3,342円、幼稚園ママが3,080円、働くママが2,900円、専業主婦が2,719円でした。

比較してみると、DINKSに比べて子どもがいる世帯の金額は約半分。平均して「小さなご褒美は3,000円前後」と考える母親が多いようです。

ちなみに、この調査での「働くママ」は仕事をしている小学生以上の子を持つ女性で、「専業主婦」は小学生以上の子を持つ既婚女性。小学生以上の子を持つ母親に比べて、保育園や幼稚園の子がいるママの子の方が金額が高くなっているのが目を引きます。