「国家公務員の退職金」民間企業よりも期待できそうか?
国家公務員の場合、「自己都合」による退職を除けば、35年以上の勤続年数で2000万円以上の退職金が期待できるようです。ちなみに、定年退職者【行政職俸給表(一)適用者】のうち、2000万円以上支給される割合は約85%となっています。
一方、民間企業の場合、退職金額は学歴や勤続年数に左右される部分が大きく、定年退職の場合でも2000万円に届かないケースもあります。また、退職金制度そのものがない会社もあります。
よって、国家公務員の退職金事情は、民間の会社員よりも「恵まれている」という見方は、あながち間違いではなさそうですね。
さいごに
今回見てきたデータを見る限り、国家公務員の退職金は民間企業の会社員よりも手厚い傾向がある、といえそうです。
しかし、公務員の退職金は民間企業の退職金相場と大きくかけ離れることがないよう、定期的に見直しが行われています。よって、民間企業よりも大幅に「恵まれた額」となること可能性としては低いと思ってよさそうです。
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