制度が「不透明」半数以上に

次に、「給与デジタル払い」を利用するにあたっての障壁について見ていきましょう。

「給与デジタル払い」の利用するにあたっての障壁は?

【出典】株式会社フリーウェイジャパン「給与デジタル払いに関する認知度調査」

「給与デジタル払い」を利用するにあたっての障壁について聞いたところ、「制度の詳細が不透明」の回答が最多の54.8%と過半数を占めました。ついで「システムインフラの投資コスト」が37.7%、「イシュア―(デジタル通貨発行元)の与信」が32.0%と続いています。

制度の浸透を推し進めたい政府の呼びかけが足りていないことや、セキュリティに懸念を持っている企業がいると予測されます。

また、従業員の説明や担当者の対応工数といった、現場への負担を懸念している企業も多いことがわかります。

それでは、逆にデジタル払いの導入を利用、または検討している企業の声も聞いてみましょう。