50代世帯。みんなどのような金融資産を保有しているか
次に前項同様の調査から50代の金融資産の内訳がどのようになっているかも確認してみましょう。
50代・二人以上世帯の種類別金融商品保有額
(金融資産を保有していない世帯を含む)
金融資産保有額…1684万円
預貯金(うち運用または将来の備え)…633 万円
……うち定期性預貯金…381万円
生命保険…350万円
株式…189万円
個人年金保険…146万円
投資信託…113万円
債券…96万円
損害保険…44万円
財形貯蓄…86万円
金銭信託…18万円
その他金融商品…10万円
50代の保有金融資産の内訳をみると、資産の40%近くが預貯金となっていることが分かります。
預貯金は必要なときに引き出すことができるうえ、口座に預けっぱなしにしておいても元本割れを起こすことがありませんので、安心感が高いことは確かでしょう。
ただ、老後に向けて金融資産を増やしたいとお考えの場合は、投資信託や株式、個人年金保険などの比率を引き上げてバランスよく金融資産を保有すると良いかもしれませんね。