50代からでも遅くない、老後に備える資産運用術

50代で老後資金をこれから準備していこうとなった場合に、まずやっていただきたいのが老後の資金計算です。

まずは、登りたい山の高さを知るところから始めて、その後どんなルートを通ってその山を登るかを考えるということですね。

老後資金の計算が済んだら、どのように資産運用をしていくかを考えるわけですが、まずはお持ちの金融資産が、安全かつ確実に増えていく土台を作ることから始めていきましょう。

運用によって得られる成果を「リターン」といいますが、安定的にリターンを求めたい場合には、債券を中心に運用している貯蓄型の保険などを活用すると良いかもしれません。

土台作りが済んだら、次は資産運用にもう一歩踏み込んで、投資信託や株式を活用していく、そんな流れで金融資産を作り上げていくのも効率的な方法の一つといえそうです。

とりわけ投資信託は、資産運用のプロが運用してくれること、そして少額からでも始めやすいことなどから、投資初心者にとっては利用しやすい金融商品の一つといえるでしょう。

長寿時代に生きるわたしたち。いま50代の方であれば、本格的な老後生活に入る70代を迎えるまでに20年前後の期間がとれるわけです。

老後も運用を続け「お金を増やしながら使う」という視点を持ちながら、ご自身に合った金融商品を選んでいかれるとよいでしょう。少額からコツコツ、資産運用を取り入れることで、老後のお金の不安が、少し和らぐかもしれません。