2019年家計調査では約1,200万円が不足
- 実収入 237,659円
- 実支出 270,929円
- 不足分 33,270円
毎月の不足分33,270円 × 12カ月 × 30年 = 約1,200万円。
2020年家計調査では約55万円が不足
- 実収入 257,763円
- 実支出 259,304円
- 不足分 1,541円
毎月の不足分は1,541円 × 12カ月 × 30年 = 約55万円。
「平均的な」収支で自分の将来を考えるのは無理がある
上記のように、年によって毎月の不足分が異なり、その結果30年間の不足額は2,000万円から大きくダウンしています。
2020年はコロナ禍で、収入面では特別定額給付金が1人当たり10万円支給されました。支出面では緊急事態宣言などで外食や旅行などの費用がかなり減少するなど、例年とは大きな環境の違いがありました。そして、こうした特殊要因は今後も起こりうるわけです。