「いきなり!ステーキ」がいきなり急拡大。ペッパーランチの利益を上回る日も近い?

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「いきなり!ステーキ」、急拡大中

ペッパーフードサービス(3053)の展開する「いきなり!ステーキ」が急拡大を続けています。従来同社の主力業態はペッパーフードでしたが、2013年12月に一号店を開店以来、「いきなり!ステーキ」は2016年9月末に100店舗まで拡大してきました。

「いきなり!ステーキ」は同社の業績の牽引役にもなってきました。2016年1‐9月期の決算を見ると、同事業部門のセグメント利益は532百万円で、ペッパーランチ事業の786百万円に肉薄してきました。全社の増益のけん引役を担っています。

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同社の過去の経緯を考えると、「いきなり!ステーキ」はひさびさに手ごたえのある事業なのではないでしょうか。株価もそれを意識した展開になっているように思います。

健康診断明け、「いきなり!ステーキ」で景気づけ

慌ただしくなる師走を迎え、パワーチャージをしたくなる季節。しかも、筆者はこのところ健康診断を控えて節制気味にしていました。そこで健康診断明けの最初の食事をと、「いきなり!ステーキ」に出かけてみました。筆者にとっては、「ついつい足を運んでしまう店」なのです。

ランチタイムが始まった直後でしたが、結構人が入っています。筆者が入口の前でちょっと入店に戸惑っているうちに、数名に先を越され、テーブル席が埋まってしまいました。といっても、筆者は「いきなり!ステーキ」立食派です。入店し、ランチメニューのCABワイルドステーキ300gをオーダーします。ライス・サラダ・スープ付で1,350円(税抜き)です。

しばらくスープとサラダを頂きながら待っていると、きました、きました。

ついつい足を運んでしまう5つの理由

おいしく頂き、水を飲みながらこの店の良さを考えてみます。ちなみにお客さんはランチタイムでひっきりなしで、とくにテーブル席は待たされています。客層も、男性ビジネスマン中心ではありますが、女性を含めたファミリー層も来ています。

第一に、コストパフォーマンス。価格帯としてはファミレスに匹敵しますが、たっぷりお肉が頂けて満足感が高いことです。

第二に、店内が油っぽくなくべとべとしていないことです。お店が新しいこともあるのですが、ガラス張りで仕切られた調理スペースと空気が遮断されていることも効いているのではないでしょうか。

第三に、調理スペースがガラス張りでお肉を切っているところ、焼いているところが見える点です。ファミレスとしっかり違いが出ています。

第四に、低カーボンダイエット向きということでしょうか。他のお客さんを見ると、ごはん抜きというかたもいらっしゃいました。ごはん抜きでもがっつり食べた満足感が味わえるのが魅力で、ヘルシー志向の方にも支持されると思います。

第五に、オーダーの後、それほど待たされないということでしょうか。さっと料理が出てきて、さっとそれを頂き、さっと店を出る、という立ち食いスタイルは、お店にも、時間のない消費者に双方によいシステムと言えそうです。

足もとでは円安が進み今後の仕入れ原価が気になりますが、価格だけではない価値も提供できそうです。リピーターの定着と全国展開次第では同社の主力業態に変貌する可能性があります。

LIMO編集部

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LIMO編集部は、日本生命やフィデリティ投信で証券アナリストやポートフォリオマネージャーであった泉田良輔を中心に、国内外大手金融機関勤務経験、大手メディア運営経験者や大手ファッション誌や雑誌の元編集長、学習参考書などの書籍校閲・校正経験者、またWebマーケティングスペシャリストなどが編集や執筆作業を行い運営をしています。また、編集体制としての金融コンテンツ編集者のバックグラウンドは、金融機関勤務経験年数は延べ30年(2021年7月1日現在)で、編集者として日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、AFPなどの金融プロフェッショナルとしての資格保有者が在籍しています。ネットメディアとしての沿革は、LIMOの前身である投信1(トウシンワン)は個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディア運営経験者等を中心に立ち上げました。サブスクリプションモデルで一定の成功を収めていたLongineですが、グループ内で新サービスを展開ることとなり、多くの読者の声に惜しまれながらLongineのサービス自体は2020年3月に終了となりました。Longine編集部メンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。