「老後のお金」で悩んだら。
働き続けるシニアを後押しする制度が整いつつあります。
とはいえ、多くの方が「還暦60歳」あるいは、年金受給開始の65歳を老後のスタート地点とされていらっしゃるかと思います。
前述の統計をみると、60代の平均貯蓄額は2384万円ですが、貯蓄額が100万円に満たない世帯も一定数存在します。
世代を問わず、生活に必要なお金は人それぞれです。年金や退職金といった老後の収入についてもおなじことがいえるでしょう。
退職金や貯金など、「お金にまつわる話」は、親しい友人どうしでも話題に出しにくいものです。貯蓄や資産運用のことで不安や疑問がある方は、一度お金のプロに相談してみると心強いかもしれません。
【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」［貯蓄・負債編］「用語の解説」によると、
「ゆうちょ銀行，郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構，銀行及びその他の金融機関（普通銀行等）への預貯金，生命保険及び積立型損害保険の掛金（加入してからの掛金の払込総額）並びに株式，債券，投資信託，金銭信託等の有価証券（株式及び投資信託については調査時点の時価，債券及び貸付信託・金銭信託については額面）といった金融機関への貯蓄と，社内預金，勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいう。なお，貯蓄は世帯全体の貯蓄であり，また，個人営業世帯などの貯蓄には家計用のほか事業用も含める」とあります。
