「時間」を味方につけた、着実な資産運用を。
収入や家族構成、ライフスタイルは人それぞれ。ひと月に必要となるお金に、世帯差が生じることは当然です。
とはいえ、貯金のペースや努力の具合は、「貯めた額」よりむしろ「限られた収入から、どの程度貯金できているか」で判断できる部分が大きいでしょう。
若い世代のみなさんの貯蓄意識が高そうである、という点は頼もしいことであるといえますね。
お金をたいせつにする意識、家計を管理するスキル、そして、貯蓄を続ける根気強さ。若いうちに身につけたこれらの習慣は、一生もののスキルとなるでしょう。
さて、超低金利時代のいま、銀行などの漠然とお金を預けたままでは、受け取る利息はほんのわずかです。こんな今こそ、お金に働いてもらう「資産運用」のスタートを検討する好機かもしれません。
一般的に、資産運用は運用期間が長ければ長いほど、リスクが軽減し、安定したリターンが望める傾向があります。
長期化するコロナ禍。長い将来を見据えたマネープランは、できるだけ若いころにスタートするのがおすすめです。
時間を味方につけて、上手に、着実にお金を育てていきたいものですね。
収入や貯蓄といったお金の悩みは、親しい間柄でも話題に出しにくいものです。お金の困りごとやギモンは、信頼できる「お金のプロ」を味方につけることで、解決のヒントが見つかるかもしれません。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和2年調査結果」
- 青山諭志(LIMO)「60代は手取り収入の何%を貯蓄に回したのか」