簡単にまとめますと、つみたてNISAは

・20年間、毎年40万円を上限に対象の投資信託に投資をすることができる
・20年以内であれば売却時の利益が非課税となる。(通常は20.315%が課税される)

という内容です。

つまり、つみたてNISAのメリットを最大限に生かすためには、購入した投資信託の価格が20年以内にできる限り上昇し、そのタイミングで売却をする必要があります。

通常の口座(特定口座など)であれば、売却益が課税対象となりますが、つみたてNISAの場合は非課税となります。そこで、つみたてNISAの制度のメリットを最大限に得ることができるのです。

【例】40万円の投資信託が、100万円まで値上がりした場合

では、今年つみたてNISAの口座を開設し、40万円分の投資信託を購入した、というケースで考えてみましょう。

仮に15年後、その投資信託の評価額が100万円まで上がり、その時点で売却を考えたとします。この場合、通常の口座(特定口座など)であれば、売却益の60万円が課税対象となり、約12万円の税金が引かれることになります。

しかし、つみたてNISAで購入していれば、売却益が非課税となるため、丸々100万円を受取ることができるのです。

これが、つみたてNISA最大の特徴です。