既婚者のみなさんの切実なお金問題のひとつ、それは「お小遣い」ではないでしょうか。SNSでもよく話題にのぼりますし、毎年恒例のサラリーマン川柳では、時勢を映すワードとしてよく使われます。

独身の頃と違い、家族の将来や目先の家計を考えると、大切なお給料を好き放題使うことはできませんよね。

本日は、株式会社UOCCのアンケート調査をもとに、お小遣いの平均金額についてみていきます。みんなの気になるお小遣い事情、さっそくチェックしていきましょう!

お小遣いの平均は夫と妻で1万円違う

同調査の対象は下記の通りです。

対象条件:20〜60歳の既婚者
人数:500人
期間:2021年5月14〜19日
対象者の平均世帯年収:642万円
※対象500人のうち、44.4%が専業主婦の家庭

 

それでは、気になる夫婦のお小遣い平均を見ていきましょう。

  • 夫:3万0053円
  • 妻:1万9697円

夫のほうが約1万円多い結果となりました。ただ、夫の小遣いの用途の内訳としてはランチ代の占める割合が高く、夫のほうが自由に使えるお金が多いわけではなさそうです。

それでは、年代別のお小遣い平均額も見ていきましょう。

<年代:夫のお小遣い平均金額>

  • 20代:2万6750円
  • 30代:2万4649円
  • 40代:3万3691円
  • 50代:3万4000円

<年代:妻のお小遣い平均金額>

  • 20代:2万2591円
  • 30代:1万8986円
  • 40代:1万7412円
  • 50代:2万2500円

夫については40代以上のお小遣いが多い結果となりました。一方で、30代が最も低くなっています。

また30~40代の妻のお小遣い金額が1万円台と、他の年代より低い結果となりました。
住宅購入や子育てなどライフイベントが多く、まとまったお金が必要になるためと思われます。