新学期がスタートして3か月、子供たちはそろそろ新しい環境や新しい仲間に慣れてきたころです。この時期のママの心配事のひとつが、「我が子はクラスに馴染めているのかどうか」ということ。
特にグループで行動しがちな小学校高学年の女の子のママは、我が子がいわゆる「ぼっち」になっていないか…気になるのではないでしょうか。でも、どこのグループにも属さない、「ぼっち」は果たして本当に、寂しいことなのでしょうか。
「ひとりでいること」っていけないことなの?
Tさんは、小学5年生になる娘さんのAちゃんがクラスに馴染めているのかどうか、すごく心配だったそう。
「というのも、4年生の時、娘の口から出てくるクラスメイトの名前が全部男の子で…。女の子の友達はいないのかな?と心配になったんです」
Tさんが「女の子とお話しないの?」と聞いても、「女の子よりも、〇君と、□君の方が話が合うから」の一点張り。
そのままクラスの女子とは馴染むことなく1年間が過ぎたそう。
「4年生の3学期、娘のクラスの女子の間で『花いちもんめ』がはやっていたそうなんです。でも、女子とはあまり仲良くなかった娘は、その中に入れず…『ちょっと花いちもんめ一緒にやってみたかったな』と呟いていたのが、気になっていました」
5年生でクラス替え、女子のメンバーも一新されたので、今度こそ女の子の友達ができるだろう、と思っていたTさんですが…。