無利子の「緊急小口支援」と「総合支援資金」
コロナ禍の影響で経済的に苦しくなった人向けに資金を貸し付ける制度として、国は「緊急小口資金」と「総合支援基金」の2つを実施しています。どちらも無利子でお金を借りられる仕組みです。
緊急小口資金等の特例貸付については、これまで3回(6月、9月、12月)受付期間が延長されています。
厚生労働省によると、緊急小口資金や総合支援基金の利用状況は下記の通り。
申請総数
- 緊急小口資金…85万6218件
- 総合支援基金…51万7294件
決定総額
- 緊急小口資金…1548億7000万円(1件あたり:18万4000円)
- 総合支援基金…3642億9000万円(1件あたり:73万円)
非正規労働者や個人事業主の方を含めて、生活が苦しい人へのセーフティネットとして、こうした制度が存在しています。