思い切って引っ越しをして感じた効果
固定費が高いと、どうしても生活コストが下がりづらい状況になってしまいます。その中でも高い固定費は家賃。ここを削れるかどうかで、かなり違いが出るでしょう。
20代のDさんは引っ越しをして固定費を下げることで、生活に余裕ができたと言います。「初期費用は払う必要があるけれど、やっぱり毎月持っていかれる固定費が減ると生活がだいぶラクになる。ボーナスで初期費用は支払ってしまったから、今は引っ越しした効果を毎月感じられている」と話します。
「今までは駅近物件に住んでいたけれど、駅から15~20分くらい歩くところに引っ越しを決意。在宅勤務が増えて毎日通勤する必要がなくなったし、前の家はプロパンガスだったからガス代がすごく高くついていた」と言うDさん。
「同じような間取りだけれど家賃が2万円近く下がったし、築年数15年の物件から築3年の物件に引っ越したから全体的に部屋もキレイ。それと、敷金礼金のないところを選んだので1年足らずで初期費用を取り返せる計算」とのことでした。
おわりに
今回は生活コストを下げるためのヒントについて聞いてみましたが、実行するのはそう簡単なことではありません。シビアにやりすぎるとストレスが溜まってしまいますので、適度にガス抜きしつつ取り組むといいでしょう。
大塚 ちえ