• 金融資産非保有:13.3%
  • 100万円未満:6.4%
  • 100~200万円未満:5.3%
  • 200~300万円未満:5.3%
  • 300~400万円未満:2.8%
  • 400~500万円未満:3.4%
  • 500~700万円未満:8.3%
  • 700~1000万円未満:9.2%
  • 1000~1500万円未満:11.7%
  • 1500~2000万円未満:5.7%
  • 2000~3000万円未満:10.8%
  • 3000万円以上:13.8%
  • 無回答:3.9%

このように、金融資産を保有していない世帯と100万円未満の世帯を合わせると約2割(19.7%)ある一方、1500万円以上の世帯が3割(30.3%)を占めるなど、二極化している状況がうかがえます。

では次に、老後資金対策の3つのアプローチを見ていきます。

老後資金対策1:負債の整理をする

「収入がなくなる定年後にローンなどの返済が残っていることが怖かった。老後資金準備の第一歩として、まずは負債を定年後に持ち越さないようにした」と話すのは、60代のAさんです。

Aさんは老後資金が心配で、現役のうちに負債の整理をしてすべて返済したと言います。「定年後は収入が減るし不安定になるのに、毎月決まった金額を引かれてしまうのは痛いと思って…。早めに返済してしまおうと思い、50代に入ってから返済プランを立て直した」とのこと。