終身雇用を選ばず、転職をしながらさまざまなキャリアを選ぶ人が増えるこんにち。学歴や勤続年数に左右されやすい「これまでの退職金制度」は、働く側・企業双方とってメリットが薄くなっていくかもしれませんね。

また、退職金の制度自体を設けていない会社もあります。勤務先の規定は、できるだけ早めに確認しておきたいものです。

退職金だけでは不安？「老後のお金」をどう準備するか

いわゆる『老後2000万円問題』という言葉を覚えていらっしゃる人も多いと思います。

「老後の生活には、年金収入とは別に2000万円が必要である」というショッキングな内容で、ずいぶん話題になりました。

あくまでもモデルケースに基づく試算ではありますが、やはり退職金だけに頼る老後に不安を覚える人が多いのは、ある意味自然なことかもしれません。そこで必要となるのが、自助努力です。

自助努力と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか。

もしかすると、預貯金をイメージされた人も多いかもしれません。以前は銀行に預けているだけで預金が増えていった時代もありました。しかし、残念ながら現在の銀行預金の金利でお金を増やしていくことは難しいといえるでしょう。

そこでお伝えしたい自助努力の方法が「資産運用」です。

お金自体にも働いてもらって、資産を増やしていくことで、効率よく老後資金を準備していくことが可能となります。