労働関連の制度は今後も要チェック
みなさんは、この主張を聞いてどう感じたでしょうか。
インターネット上でSNSなどのコメントを見ると、さまざまな声が溢れています。
- 「事業主であるウーバーイーツが労災保険の保険料を負担すべき。個人事業主扱いで労働者本人に保険料負担を求めるのは間違っている。」
- 「Uberの個人事業主が労災に入れるなら他の個人事業主も同様に入れるようにして欲しい。」
- 「大きな事故にならないうちに、現行法の解釈で対処するのではなく、しっかりした法整備をして規制すべき。」
副業が推進されるなど、雇用・労働環境が大きな転換点を迎えるこんにち。
「労働者」と「個人事業主」という2つの枠組みで分けること自体が、もはや時代遅れなのかもしれません。
働き方自体が多様化していることで、遠くない将来に制度が変わる可能性も高そうです。
労働関連の問題は、働く人すべてに関わる大切なことです。今後もしっかりチェックしていきましょう。
参考資料
- 東京労働局「労災保険とは」
- 広島労働局労働保険徴収課「労働保険適用促進パンフレット」
- 厚生労働省「特別加入制度とは何ですか。」
- 一般社団法人日本フードデリバリーサービス協会「フードデリバリー配達員への労災保険特別加入適用について」
齊藤 慧