日経平均は28,000円を挟んで乱高下、気になる先週のビットコイン急落 【日経平均株価】テクニカル分析 2021年5月23日

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国内では新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっていません。東京都や大阪府などへの緊急事態宣言は31日に期限を迎えますが、さらに延長される可能性もあります。今週、延長が発表された場合、影響を受ける業種業態を中心に売られることも予想されます。

直近の下値サポートラインが、上値レジスタンスラインに

先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。前週は大きな陰線が3日続き、25日線だけでなく75日線も割り込みましたが、27,000円台前半で下げ止まりました。

先週は、ここから反発できるかどうかがポイントでした。実際には、陰線と陽線が1日ごとに繰り返すようなもみ合いとなっています。

今週以降の展開はどうなるでしょうか。チャートの形はよくありません。25日線が75日線を上から下に抜けるデッドクロスが形成されています。

また、これまで28,300円~28,700円付近が下値サポートラインとして機能していましたが、前週にここを割ると、現在はむしろ、このあたりで上値を押さえられています。サポートラインがレジスタンスラインに替わったわけです。

その点では、今週以降、このラインを回復できるかどうかがポイントになります。

ただ、短期的には下降トレンドラインが形成されていますが、28,000円を割り込むと押し目買いも入るようになっています。しばらくは27,500円~28,500円の間でもみ合いになるかもしれません。

その後、ここを上に抜けるようであれば、25日線、75日線が当面の目標になります。判断が難しいようであれば、25日線を回復するあたりまでは様子見のスタンスで臨むのがいいでしょう。

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下原 一晃

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執筆者
下原 一晃

マーケティング会社、リクルートなどを経て、PRプランナー・ライターとして独立。株式投資、投資信託をはじめとする資産形成や、年金、相続などに関する情報提供を行っている。あわせて、個人投資家がテクニカル理論を身に付けるためのヒントや知識の紹介にも取り組んでいる。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA)。