年金の請求にまつわる「期限&タイミング」
では、年金を受け取るために必要な「年金請求書」の郵送・提出期限も確認しましょう。
はじめて老齢年金を請求する場合
- 年金請求書が届く時期…受給開始年齢に到達する3か月前
- 年金請求書の提出期限…誕生月の末日(1日生まれの場合は前月末日)まで
「特別支給の老齢厚生年金」受給中の場合
- 年金請求書が届く時期…65歳になる誕生月の初旬(1日生まれの場合は前月の初旬)
- 年金請求書の提出期限…誕生月の末日(1日生まれの場合は前月末日)まで
提出期限に間に合わなかった場合、受給できるはずの老齢年金の支給が一時保留になりますので、注意しましょう。
「年金請求後」はどうなるの?
年金請求書を提出すると、1カ月ほどで「年金証書」や「年金決定通知書」などが届きます。その1~2カ月に、年金の支給が始まります。
年金は年6回、偶数月に2カ月分が、指定した口座に振り込まれます。
さいごに
しかるべき時期が過ぎても年金請求書が郵送されてこない場合、年金事務所などに問い合わせてみましょう。
年金請求書の記入例や様式は、日本年金機構「はじめて老齢年金を請求するとき」からダウンロードが可能です。
年金には「5年」という時効があります。未請求のまま5年を過ぎると、本来支給されるはずだった年金を受給できなくなります。
年金は請求しないともらえません。年金生活をスムーズに開始できるよう、請求手続きの基本を知っておきましょう。
参考資料
日本年金機構サイトより