なぜ「筋が通らなくなるのか」

思いつくままに、日本で筋が通らなくなる理由を挙げてみました。ここからは、その背景に何があるかの雑感です。月並みに言えば、日本人は論理的思考が不得意という話になるのかもしれませんね。

ただ、これも昨年発売された『日本人は論理的でなくていい』という本が話題になっていました。まだ読んでいませんが、本の帯には「ノーベル受賞者たちは日本的感覚の持ち主だ」と書かれています。

あくまで本の帯の感想ですが、“それが、どうした。別に日本人全員がノーベル賞を目指すわけではなかろう"と突っ込みたくなるのですが。「筋が通らない」が発生する理由・番外編に“すぐ屁理屈で正当化する"もエントリーしたくなります。

次に“同調圧力"問題を考えてみます。これも「筋が通らなくなる」を加速させる要因ですよね。そして、日本の同調圧力を考えるうえで、日本の農耕社会に由来するムラ社会にルーツを求める識者が多い。ただ、これは個人的にはマユツバだと思っています。

話が脱線しますが、日本史の話をすると自分は中世史家の網野善彦氏ファンなんですよね。同氏は「公界(くがい)」の概念で有名ですが、ザックリ言うと日本史の源流には非・農耕社会由来のモノもあるということです。

もちろん農耕社会の影響はきわめて強いと思いますが、それを全てとするのは、ちょっとザツすぎる気がします。余談ですが。