次に、総務省の「平成31年地方公務員給与の実態(平成31年4月1日地方公務員給与実態調査結果)」から、地方公務員の退職金がいくらなのか見ていきます。
一般職員で勤続25年以上の定年、又は応募認定退職者1人当たりの退職手当額は以下の通りです。
地方公務員(一般職員)
- 全地方公共団体:2133万円
- 都道府県:2183万9000円
- 指定都市:2119万3000円
- 市:2126万8000円
- 町村:2008万1000円
以上のことから、国家公務員も地方公務員も、応募認定もしくは定年退職の場合だと、退職金額は2000万円を超えていることがわかります。
公務員と会社員の退職金比較「金額が多いのはどちらか」
次に民間企業の会社員がどのくらい退職金を受け取っているかをみていきます。
厚生労働省「平成30年(2018年)就労条件総合調査 結果の概況」をもとに、会社員の退職者一人平均退職給付額(勤続20年以上かつ45歳以上の退職者)を確認していきます。
大学・大学院卒(管理・事務・技術職)
- 定年:1983万円
- 会社都合:2156万円
- 自己都合:1519万円
- 早期優遇:2326万円
高校卒(管理・事務・技術職)
- 定年:1618万円
- 会社都合:1969万円
- 自己都合:1079万円
- 早期優遇:2094万円
高校卒(現業職)
- 定年:1159万円
- 会社都合:1118万円
- 自己都合:686万円
- 早期優遇:1459万円