50代は「最後の貯め時」なのか?

厚生労働省が公表する「令和元年(2019)人口動態統計(確定数)の概況ー結果の概要」によると、夫婦の平均初婚年齢は夫31.2歳、妻 29.4歳。また、第1子出生時の母の平均年齢は30.7歳です。

ここで、30代前半で結婚しお子さんが誕生したというケースを考えてみます。40代から50代前半あたりにかけては住宅ローンや教育費などに家計を圧迫される世帯が多い時期といえそうですね。

50代になると、それらの大型出費がひと段落つき、さらに年収のピークを迎え、ようやく貯蓄の成果を実感できるようになる世帯が増える、といったところでしょうか。そんな50代を「最後の貯め時」と狙い、老後資金を増やすための資産運用に興味を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

50代のみなさんの場合、定年退職までの期間は決して長いとはいえません。資産運用を「なんとなく、感覚で」始めることは、ちょっとリスクが高いといえそうです。

収入や貯金の話は、きょうだいや親しい友人どうしでも話題に出しにくいものでしょう。

そんな場合は、お金のプロフェッショナルとの「二人三脚」が心強いでしょう。ご自身とご家族に合う「お金の育て方・守り方」を見つけるための近道が見つかるかもしれません。

参考資料