ちなみに、同資料によると貯蓄2000万円以上世帯の割合は24.6%でした。

十分な貯蓄を保有していない世帯が約20%、2000万円以上の貯蓄を保有している世帯が約25%ですから、同世代間での貯蓄格差が広がっていることがわかります。

「貯蓄ができる人」と「できない人」の差

「貯蓄が100万円未満の人」と「貯蓄が2000万円以上の人」。

この違いはどこからくるのでしょうか。

収入の差もあるでしょうが、必ずしもそれだけが理由とは限りません。

お金が貯まるか貯まらないかは、お金を用途別にきちんと分けて、計画的に管理してきたかに左右されます。

若い時から「教育費」「生活費」「老後資金」など、用途別、目的別にお金を分けて管理しておけば、無駄遣いを防止して、少しずつ将来に備えていくことができます。

また、ひとつの銀行口座だけにお金をまとめて置かないことも大切です。

貯蓄の目的も不明確になりますし、いつどこでお金を使ったか分からない状況は、お金を貯める上で良くありません。

なるべく早い段階から、計画的にお金を分けて管理をするという習慣を身につけることが大切です。

今さらやっても・・・と思う人もいるかもしれませんが、年齢は関係ありません。

いくつになってもすぐに始めることが大事なのです。