満足して”隙”を作らない「こだわり消費」
流行に合わせたり、無難に買い物をしたりする対極にあるのが「こだわり消費」です。その名の通り、何かにこだわって買い物をすることです。
こだわり消費は高くつくという印象もありますが、何も高価なものを買う必要はありません。重要なのは値段でなく、自分が本当に欲しいものかどうか。意外とフリマや個人店、古着屋などでもこだわりの物や気に入る物が見つかることもあります。
こだわり消費にシフトするには、先入観を抜く必要があるでしょう。
「大人だからキャラ物は持てない」「トップスは無地かボーダーが無難」「とにかく目立たず主婦らしい服装で」といった先入観を抜いて、たとえばコップ一つでも自分の好みを考えて選んでみましょう。
「自分の嗜好に合ったこだわりの一品」を手に入れると、余計な物欲が入り込む隙がなくなります。
流行ものや無難なものはすぐに飽きて新たなものを求めがちですが、「これがあれば満足」と思えると、他のものが必要でなくなるのです。これまでを思い出すと、似たような経験が一度はあったという方もいるでしょう。
特にファミリー世帯の女性は、自分のこだわりは後回しにしがちです。昔は好きなものを手にしていた人も、「この年齢だから」「主婦だから」と諦めてしまいがちに。昔好きだった物を思い出し、自分の身の回りだけでも好きなものを集めてみましょう。