そして、自宅のインターネットは関西電力系のeo光と契約しています。そのeo光が、ネット契約をしている顧客向けに、ネットと電気のセット「eo電気」と、ネットと電気とガスのセット「関電ガスeo割」というプランを提供していることを知り、料金の試算をしてもらうことに。
すると、ネットと電気、ガスの3つをまとめる契約で、以前より電気代は約5%、ガス代は約10%安くなることがわかり、そのプランへ切り替えることを決めました。
このように、ネット契約をしていることが前提のプランというものもあります。電気やガスの契約見直しを検討する際には、いま利用しているネットのプロバイダーやスマホの会社が、電気やガスとまとめるサービスを提供していないかチェックしてみるのも一つの手です。
注:「eo電気」「関電ガスeo割」の詳細は、eo光のウェブサイト「サービス」のページでご確認ください。
面倒な手続きはいらなかった
筆者は電話で切り替えの手続きを行いましたが、必要なのは電気使用量のお知らせ(検針票)」や「ガス使用量のお知らせ(検針票)」に記載されている「契約番号」と「供給地点特定番号」だけでした。
電力会社によっては、ウェブ上で電気料金の試算や契約が行えるところもあります。乗り換えや切り替えの手続きは面倒くさいものだと思い込んでいましたが、こんなに簡単なら早くやっておけばよかったというのが正直なところです。
おわりに
コロナ禍でテレワークやおうち時間が増える中での電気料金とガス料金の値上げは、家計へのダブルパンチです。しかし、こんな時期だからこそ、今まで手をつけずにいた電気代やガス代などの固定費を見直すのには良いタイミングだとも言えるでしょう。まずは、お得になるプランがないかを探すことから始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 家計調査報告 家計収支編 2020年(令和2年)平均結果の概要(総務省統計局)
- 電気料金の内訳(関西電力)
- 一般料金(一般ガス供給約款の料金)料金表(大阪ガス)
- 燃料費調整制度について(経済産業省 資源エネルギー庁)
中野 令子